フレイル外来

フレイルとは

フレイル外来では、痛みや麻痺などによる足腰の不調を治療します。
40歳を過ぎると筋肉が減るスピードは一年で1%、10年経つと1割。
筋肉を維持することは、命を維持することです。

フレイルとはもともと「frailty(フレイルティー)」弱さ・虚弱という意味の英語で、欧米では既に20年程前から、医療現場で使われている言葉です。

加齢などにより、身体の機能が落ちている状態を指しています。厚生労働省の資料では「加齢とともに心身の活力(例えば筋力や認知機能)が低下し生活機能障害、要介護状態そして死亡などの危険性が高くなった状態」となっています。

さらに、フレイルには「色々な取り組みでまた元気な生活を取り戻す(しかるべき介入により再び健常な状態に戻る)」と言う意味も含まれています。

健康的に、そして元気に年齢を重ねるため、フレイル予防を生活に取り入れていくことが大切です。

フレイルチェック

フレイル(虚弱状態)なんてまだまだ自分に関係ないよという人もいれば、そういえば最近ちょっと体が弱った気がすると自覚のある人もいるかも知れません。

ここでフレイルチェックをやってみましょう。

  1. 体重減少
  2. 疲れやすくなった
  3. 筋力の低下
  4. 歩くのが遅くなった
  5. 身体の活動性の低下

さていかがでしょうか。

以上の項目に3つ以上当てはまるとフレイルの疑いがあります。

男女とも50代を過ぎると徐々に心身の衰えを感じるようです。

三つのフレイル

フレイルと一言に言っても様々な分野にその影響はわたります。

まず思い浮かぶのが筋力の低下や食欲の低下そして栄養状態が低下していく身体的フレイルと言われる状態です。

そして意欲が低下する判断力や認知能力が低下してしまう精神的フレイルと言われる状態。

さらに外出することができなくなったりして閉じこもり引きこもり孤独などの社会的フレイルと三つの側面を持ちます。

この三つはそれぞれ深く繋がっています。
まず足腰が弱ってしまった時の事を考えてみましょう。
出かけることが億劫になると人と会わなくなり会話が少なくなってしまいます。
あまり動かなくなると外出しようという意欲がなくなってしまいます。
そして家から出ず、引きこもりなどになって行ってしまいます。

身体的フレイルが精神的フレイルそして社会的フレイルを引き起こしてしまいます。

ご自分でできるフレイル予防

三つのフレイルで説明したように、フレイルとは身体的な機能が落ちるだけではなく、口腔内、精神面などの機能低下も指しています。

フレイル対策の一つとして、みらいクリニックでは「あいうべ体操」「ゆびのば体操」を推奨しています。「あいうべ体操」「ゆびのば体操」も身体的な機能を高めてくれます。

まず「あいうべ体操」は、口腔フレイル(オーラルフレイル)対策です。
味覚の減退、唾液の減少、食事のムセや咳き込み、入れ歯が合わないなどの食事がきちんと摂れない状態は、身体的フレイルに直結します。

「ゆびのば体操」は 元気に歩く、転倒しない足作りです。身体的フレイルの中でも、ロコモティブシンドローム(ロコモ、下半身の筋力低下により介護状態を生じてしまう)対策に最適です。足指を優しく伸ばして、広げるだけで歩きやすくなったり、転倒が減ったりします。

フレイル外来の診察・治療方針

内科医でありながら関節の動きや運動に詳しい今井院長の指導のもと、専門のトレーナーが個人に合わせた運動プログラムをご提供しています。医師と運動指導士の2つの目線で、より安全により効果的な運動プログラムを作成いたします。フレイル予防、健康維持のためには日々の運動が必要です。

関節に負担の少ない「加圧トレーニング」を行うこともできますので、リウマチや脳卒中後の麻痺などの後遺症でお困りの方でも安心してカラダを動かすことができます。

 

私たちにお任せ下さい

フレイルは日々のちょっとした運動で予防することができます。
まずはできることから始めてみませんか?
とはいうものの、

「何から始めたらいいのか分からない」

「いろいろな持病があり運動することに不安がある」

「トレーニング施設で病気のために断られてしまった」

という方もいらっしゃるかと思います。
当院のフレイル外来はそのような方のニーズにもお応えできます。
運動を諦める前に一度ご相談いただければ幸いです。

※フレイル外来は予約が必要です
※疾患によっては自費診療となります

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